アロマヒーリング&スクール MAM’s(JAA認定校 宮城県仙台市)
安倍 幹子 さん
「先生、私、アロマセラピストになりたい!教えてくれる?」
「アロマコーディネーター試験に合格したらね。」
「はぁい!」
この日の実技はトリートメント。医療福祉専門学校で授業を終える頃、生徒たちの目はキラキラ輝いています。私たちの手が誰かの役に立つ、触れることで自分自身の奥底から喜びが湧いてくるこの体験は、人への信頼感に繋がって行くことでしょう。
アロマセラピーを身につけることによって、自分自身と自分に繋がる人の健康に貢献する人に…、これからの人生の夢や希望を実現する人になって欲しいと心から願っています。
震災後の生徒さん達は、無意識ながらこれからの東北を自分達が担っていくという決意を心に刻んでいるように感じ、本当に頼もしく思っています。
「願いは叶う」…
この事を、確信を持って生徒さんに伝える背景には、私自身が末期癌を克服し、今、癌になる前よりも幸せな人生を歩んでいると実感している事が大きいと思います。
18年前、卵巣癌末期。主治医は、「僕には助けられない。あなたが作った癌なのだから、よく勉強してみなさい」と言いました。発症の半年前、深い絶望感に陥った後に体調不良が始まったこともあり、「自分の心が癌を作った」と気づき、イメージトレーニングを始めて3カ月…。
再手術で取り残した癌が消えたことが確認。主治医は奇跡だと言いました。
玄米菜食や運動を始める中で健康を回復。癌患者さんのサポート団体の設立に関わり、様々な代替療法、食事や自助療法を学び実践しました。
レイキや経絡療法、ビワの葉温熱療法を取り入れていることや、NPO法人癌の患者学研究所の研究員として活動している事もあり、お客様は癌患者さんが少なくありません。中には1年で恥骨転移した前立腺癌を自然退縮した方もいらっしゃいます。
誰にでも治る力が備わっていると信じ、病気が治ることは勿論、本来の自分自身を取り戻して、幸せな人生を歩んでもらえるように、サポートさせて頂いています。またホスピスケアをさせて頂いた時、患者様に「悲しみが一つ一つ消えて行く…」と言って頂いた事があります。ご家族、看護師さんたちにも優しい時間が広がり、アロマセラピーの癒しの深さを感じました。
50歳からアロマの勉強を始め、52歳でサロンを始めて5年になります。
一日一日を精一杯生き抜いて、朝、目が覚めるといつも喜びが湧いてきて、幸せな気持ちに満たされます。そんな毎日を送れる事を心から感謝しています。
これからも、自分自身の心・体・魂を整え、愛をもって務めて行きたいと思っています。
アロマヒーリング&スクール MAM’s(マムズ)
宮城県仙台市若林区荒町116-1 シャンボール荒町802
E-mail:info@mams-aroma.com